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[心の教育/学ぶ力] 心を揺さぶられる“言葉”の力から多くを学ぶ…音読発表会

今年の音読発表会〈群読〉は、言葉は音とリズムなのだという事が伝わった後、言葉は“意味”でもあるのだという事が気持ちにじんわり沁みてくる、そんな印象的な発表会だったと感じました。

例えば
2年生まど みちおさんの「おならはえらい」。
こんにちはでもありさようならでもあるあいさつを・・・
せかいじゅうのどこのだれにでもわかることばで・・・
普段笑ってしまうようなこと、それを<おならはあいさつ>と見方を変えれば、差別も国境も意地悪も乗り越えていく可能性を持つことを子どもたちの元気なニコニコした声から感じました。

4年生は良く聞くと実はお経ではない違う意味の言葉をお経の様な読み方で音読し、かと思えば落語じゅげむをリズムの変化で花が咲くように展開しました。

5年生は自分たちの宿泊行事富士一周体験学習のエピソードを五七五のリズムでコミカルに展開し、最後に牛の命を頂くことのかなしさと何よりも大切なのだということを伝えてくれました。

6年生は美空ひばりさんが歌った「お祭りマンボ」を詩として読みました。
純粋な歌詞のみで祭りのパワーを存分に伝えながら、実は、最後にくる皮肉で哀しい状況と「後の祭りよ」という落語落ちの持つ情感を、小さく弱い声で表現。
禍福の永遠の連環こそが祭りの人々を癒してくれる、そんな余韻を強く感じました。

全ての学年・全てのクラスをここでは紹介しきれませんが、生と死、生きることと祈ること、笑いと泣きとが表裏一体であることが子どもたちの声・言葉から確かに届き、大人の私たちの心も揺さぶられる瞬間が多くありました。
                         *
…と少しだけ大袈裟な書き振りで熱が入ってしまう程、詩の持つ意味と子どもたちの読みに「感動」させられた新渡戸文化小学校伝統の音読発表会となりました。
読み手である子どもたちも身を持って体感したはずの、この心揺さぶられる泣きと笑いが交差する言葉の持つ不思議な力。ぜひ自分たちの「人生」の肥やしにしてほしいと思います。

[心の教育/学ぶ力] 心を揺さぶられる“言葉”の力から多くを学ぶ…音読発表会1

[心の教育/学ぶ力] 心を揺さぶられる“言葉”の力から多くを学ぶ…音読発表会2