教科指導について

算数

「理数離れ」が叫ばれる昨今ですが、算数を「好き」になることから始める学習を大切にしているのが新渡戸文化小学校の算数です。基礎・基本・応用と段階を踏んでひとつひとつを大切に学習できる環境が用意されています。
1、2年生では子ども達のつまずきを少なくするため、身近なものやことがらの中から教材化できるものを選び出し、できるだけ分かりやすく、算数嫌いを作らないよう授業を進めます。3、4年生では子どもたちの到達度に合わせた授業を積み上げ、5、6年生へと続く学力の土台を作ります。5・6年生では、複数のコースから自分の学習したい内容を子どもたち自らが選択できる少人数制の『特別講座』も設け、個々の希望と学力・進度に応じたきめ細かな学習・指導が行われています。

社会

社会は、実際に「見る」「感じる」、そして「考える」の3つの要素を重要視しています。
「見る」「感じる」…社会科見学・農業体験学習をはじめ行事の多い新渡戸文化小学校の特長を最大限に生かして、「見て感じる」社会科学習を実践しています。
「考える」…目で見たこと・感じたことを土台にして社会のさまざまな事柄について子どもたちが自分なりに考えていきます。自分の「考え」を持てるよう先生との対話学習・資料研究を大切にした授業が行われています。

生活

見る・触れる、感じるを大切に、子どもたちの身近なものを取り上げて、自然や社会の事象にも目を向けていきます。自分たちの安全を考えたり、植物の生長にふれたりと、理科・社会科につながる学習を行います。1・2年生が合同で取り組む授業もあります。

図画工作

現在、木を削ったりものを描いたりすることが、学校の外では特別に時間と環境を確保しなければできなくなりつつあります。また教育の現場で図画工作を1時間授業のカリキュラムとして組む学校も増えてきています。そのような現状の中、新渡戸文化小学校の図画工作のカリキュラムは、週1回、連続した2時間続きの授業時間を取り、ゆとりある形式で行っています。また、1年生から専科の先生が担当し、きめ細かいアドバイスを行っています。

英語

「楽しみながら英語を声に出して身につけていく」これが新渡戸文化小学校の英語の授業の最大のテーマです。開校当時より実践してきたネイティブの英語講師による授業は、英語でゲームをしたり、歌を歌ったり、ロールプレイをしたり。自然と英語が出るようになるよう授業を工夫しています。

国語

国語の授業は「読みに始まり読みに終わる」とよく言われます。新渡戸文化小学校では「読む」授業を大切にしています。音読力の向上を目指して始まった「音読発表会」は30年以上も続いています。あわせて本校が力を入れているのが作文指導です。日記や作文を朝の会や授業で取り上げたり、学級通信で紹介したり。クラスで読み合い感じる力を育てています。その成果として全校児童の作品が掲載される文集『ぶどうの実』が毎年発行され、子どもたちの貴重な成長の記録となっています。

理科

パソコンやテレビなどを通じて、子どもたちは求める答えを情報として比較的簡単に手に入れられます。けれども大切なのは「なぜ」と疑問を持つことにあります。ウサギやハムスターといった小動物に実際に触れる・実際に固い土を掘って採集したものをじっくり観察する。そうすることとで、なぜウサギは呼吸が早いのだろう?なぜ貝は渦を巻いた形なのだろう?といった疑問が生まれ、思いもよらない大発見に出会うのです。新渡戸文化小学校の理科は、実物に触れ、実験を経験する中で出会う考え、疑問を大切にした授業。科学的な思考力を鍛えることを通じて「自ら考えること」ができる子どもを育てます。

音楽

新渡戸文化小学校の音楽の授業は「体で楽しみ、満たされる」音楽です。低学年ではリトミックを取り入れた、まるで体育のような授業。音を楽しみながら体で表現できる能力が、自然と身につきます。
そして高学年では楽典・器楽合奏も取り入れた音楽の世界へと進みます。練習や発表会の前に感じる厳しさ・不安・焦りを、その子なりに乗り越えていきます。新渡戸文化小学校の音楽は子どもたちにとって、大きな「挑戦」でもあるのです。
そして発表の場で「挑戦」し「乗り越えていく」エネルギーが、子どもたち自身を、そしてそれを聞く友だちや大人たちまでをも感動させ、音楽で「満たして」くれるのです。

体育

新渡戸文化小学校の体育は、1年生から専科の先生が担当します。「楽しい!」という気持ちを入り口にして、自然と本格的な技術や運動能力が身に付くように授業内容を工夫しています。それに加えて、前期にはスイミングスクールのコーチ指導による「水泳練習」、運動会に向けての「表現運動」、後期には3・4年生の冬のスキー教室や、新渡戸文化小学校の名物にもなっている「すもう大会」など楽しい授業がたくさん用意されています。

家庭

子どもたちが、家族の中での自分の役割を考えるきっかけとなることを目標に授業を進めています。日常の生活の中で家族の一員としての責任を果たすための身につけてほしい生活習慣や、健康面で気にしていてほしいポイントにスポットを当てた授業展開が特徴です。
給食と連動した食育にも力を入れています。

情報

3~5年生を対象に、20人の少人数クラスに分割し、集中できる環境で情報の授業を行っています。まずパソコンに慣れ親しむところからはじめ、その後、インターネットで調べ、学習をする段階へとステップアップ。「たくさんの情報の中から必要な情報を探し出す」「正しい情報を自分で選んで使う」ということを学びます。このように情報科目では、ただ単に「パソコン操作法」の習得を目指すのではなく、これからの情報社会で活躍する子どもたちに、情報選択能力を身に付けさせることを主眼としています。