
学びに夢中になる
忘れられない学びになる
プロジェクト型の学び Project-based Learning
つくって学ぶ。自ら学ぶ。
新渡戸文化の「プロジェクト型の学び」
新渡戸文化の学びは、「プロジェクト型の学び」を基調としています。
プロジェクト型の学びは、
学習のゴールにクリエイティブな作品を作るように設定することで、
子どもたちが自発的に、そして学習すべきことを
必然的に獲得していく学習方法です。
その他にも、学習の中で子どもに選択肢があることや、
友だちに評価をもらうことで相互に学習内容を磨き合う仕組みなど、
新渡戸文化の学びには、子どもがワクワクしながら自律的に学べる要素が
たくさんちりばめられています。

政治の仕組みを立体作品で表現しよう
6年生/見えざる檻

「日本国憲法」と「三権分立」を学ぶ単元で行ったのは、政治のモデル化というアウトプット。まずは3人チームで日本国憲法の三原則を学び、パネルを制作。それを組み合わせて小さな檻を制作します。これは立憲主義の根底にある「憲法とは権力者を制限するものである」という考え方を表現しています。さらにその檻の中には、日本の三権である国会・内閣・裁判所を3人でキャラクター化して配置。お互いがどのように牽制しあっているかもポーズや道具で表現します。

iPadを活用しながら、立憲主義を表現したキャラクターや檻を細部までこだわって制作しました。
どのチームも保護者を相手に自信をもって、憲法の意義と日本の権力構造について語れるようになりました。夢中でつくったからこそ、教科書以上に学ぶことができました。
発芽と成長の過程を「すごろく」を作ることで学ぶ
5年生/プランツすごろく

理科の授業をプロジェクト型にデザインした「プランツすごろく」。植物の発芽と成長の条件を満たしながら、ゴールを目指す「すごろく」をチームで作るプロジェクト。すごろくを作るためには、それぞれの条件を知らなければなりません。発芽に必要な水や空気などのカードを手に入れたり、成長を妨げる害虫から植物を守ったり。調べて分かったことをすごろくに落とし込むことに苦労しながら楽しんでいました。

チームを組み、テーマに沿ってアイデア出しを行っている様子。
どの植物をテーマにするのかを話し合い、調べてアイデアを出し合い決定します。チームを作って進める過程では、分担や相談、協力し合い、高めあうことなど、チームで取り組むからこそ大切で、成長できることがありました。
「はち」のはたらきを通して「つながり」を知る
2年生/
はちプロジェクト「はちプロ」

製菓メーカーの全面協力のもと実現した本プロジェクトのテーマは「つながり」。
学習を始める前は、「はち」を害虫だと思っていた子どもたち。「はちぶんぶんチーム」「はちみつチーム」「植物・野菜チーム」の3チームに分かれて探究を進めるうちに、植物や野菜が豊かに育つためには「はち」が必要不可欠な存在であることに気づくことができました。

新渡戸祭でいろいろな学びをアウトプットしました。
新渡戸祭に向けて、プレゼン資料やはちの巣の模型を作成しました。準備を進める過程で、友だちと意見が合わずにうまくいかなかったり、揉めたりすることもありましたが、対話を通して乗り越えることで、友だちとの「つながり」もより感じることができました。