学びの特徴
Learning Features
児童が自ら「学びたい!」と思う気持ちを生み出す
新渡戸文化の特徴的な教育方法

Settling basic learning
基礎基本の定着
自分のしたいこと・叶えたいことを実現する力を身につけるために、基礎学力の習得は着実におこないます。従来の学習様式に加え、学習成果を創作的な活動で表現することで、より深い学びにつなげます。 4月には教研式標準学力検査※を実施することで、一人ひとりの学力定着度合いを確認し、今後の学習に役立てています。
教研式標準学力検査=絶対評価法による学力検査。
年間の達成目標の実現状況を確認するための、客観的なデータが得られる。
Team Teaching
チーム担任制、教科担任制
「どの子も我が子、どの先生もわたしの先生」をモットーに、A組担任、B組担任、学年担任の3〜4人で1学年の担当を構成しています。
学習面・生活面等の情報共有をこまめに行い、担任1人だけではなく、全員で児童に寄り添い、1人ひとりに合わせた手厚いサポートをしています。子どもたちも、何か相談したいことがあれば、担任という枠を超えて自分が話しやすい先生に話すこともあります。
チーム担任制にすることで、学年全体を3〜4つの少人数グループに分けてプロジェクトを進めるなど、児童の興味関心に合わせて柔軟に対応することも可能です。


Learning with iPad・ICT
iPad・ICTを活用した学び
ICTデバイスは、単にインターネットで調べ物をしたり、プレゼン用のスライドを作るだけの道具ではありません。「学びの可能性を広げるツール」として、ICTデバイスならではの学びを展開しています。
子どもたち全員の考えを一瞬でスクリーンに映し出す。
校内で出会った自分だけの発見をフォトに切り取って友だちに共有する。
Various oppotunity for output
さまざまなアウトプットの場
学びを誰かに発信することには、様々な効果があります。時にはその発信が、社会に大きなインパクトを与えることも。
メインとなるのは、新渡戸祭やスタディフェスタという校内での学びの発表会です。しかしそれだけではなく、様々な外部のイベントでの発表機会があるのも本校の特徴。
幅広い世代の人々にそれまで得た学びを自分の言葉で伝えることで、新たな発見や探究の深化に繋がっていきます。


Growing through traveling
旅でそだつ
新渡戸文化の子どもは、旅して育つ
スタディツアー
新渡戸文化学園では小中高を通して「旅は絶好の成長機会」ととらえて、ここでしか得られない学びがある独自の宿泊行事をデザ
インしています。
旅の共通点は2つ。「一貫
して考え続ける問いがあ
ること」、そして「旅の中で
選択肢があるということ」
です。
Pick up!
3年生 | 東京都あきる野市
五感で感じる旅

「旅で育つ新渡戸文化」の序幕である3年生のテーマは、「五感で感じる旅」。
東京都あきる野市で、野菜の収穫をして大地の恵みを感じ、ジリジリする太陽の熱を受けながら冷たい川で遊び、夜は炎の柱を囲んで友だちと盛り上がる。旅の準備や当日の運営も、行うのは子どもたち自身です。大人の決めたとおりに連れていかれる旅行ではなく、あくまでも自分たちで選び取るのが、旅。「旅って楽しい!」という体験を、思う存分していきます。
Pick up!
6年生 | 岩手県大槌町
人と言葉に出会う旅

6年間の集大成として訪れる岩手県大槌町での学びのテーマは、「人と言葉に出会う旅」。
大槌には東日本大震災を経ても暮らし続ける人も、別の地から移住してきた人もいます。そんな素敵な方々と出会い、一人ひとりが何を感じるのかを探究するのがこの旅の醍醐味。
3泊4日のうち、ほとんどの時間は3つのコースに分かれて行動します。地元の方々のお世話になりながらの、貴重な体験と対話。違うチームに思わず話したくなるほど、自分の出会いに誇りを持ちます。