小学校 学びの特徴 Characteristic

新渡戸文化学園の
「3Cカリキュラム」

新渡戸文化学園では、小学校・中学校・高校を通して、HappinessCreator、自律型学習者を育てるための教育コンセプトとして、「3Cカリキュラム」を推進します。
個別最適化で着実に基礎学力を育むこと(Core Learning〜コア・ラーニング)、教科を超えた学びで応用力をつけること(Cross Curriculum〜クロスカリキュラム)、設定した目標を仲間と協働しながら進み社会とつながる力を養うこと(Challenge Based Learning〜チャレンジ・ベースド・ラーニング)を通した学びを展開します。

新渡戸3Cカリキュラム

Core Learning

確かな基盤をつくりあげる
Core Learning

個別に、ぴったりの学びを

黒板の前で先生が子ども達に一斉に説明する、いわゆるチョーク&トークの手法にも、もちろん良さはあります。
しかし時には、各自のペースで知識の定着を目指す方が効果的な場合もあります。それを支えるのがiPadなどのICT機器です。
子どもたちは全員が1台ずつiPadを持っています。それを利用し、算数ではAI教材「Qubena」を使って自分の苦手分野を集中的に取り組んだり、社会ではアプリを活用してクイズ形式で知識を身に着けたりします。

目的に合わせた様々な授業スキル

本校の教員たちは様々な場所で研鑽を積んでいるため、授業の目的に合わせて、多くの教育技術の中から最適なものを選ぶことができます。
例えば『学び合い』という手法で、子どもたち同士の教え合いを生み出す。ワークショップを学んだ教員は、それを応用して子どもたちの学んだ知識や意見をわかりやすく視覚化する。多様な人材が集まり、日々互いに研修や情報交換をしている本校だからこそできる強みです。


Cross Curriculum

教科が混ざり、進化していく
Cross Curriculum

つくって学ぶ ーLearn by Creationー

子どもたちは何かを作り上げようとする時、深く思考をはたらかせます。
どの教科も、図工や音楽といったクリエイティブな教科と掛け合わせると、今までにない学びを生み出すことができるのです。
例えば国語の物語文を読んで、主人公の心情を表す音楽を作曲する。社会の教科書で日本の地理を知り、LEGO®でモデルをつくって説明する。教科の固定観念のない教員がいるからこそできる、ダイナミックな学びです。

サイエンスコミュニケーション科

サイエンスコミュニケーション科は、本校独自の教科です。
自分や社会の課題とどのように向き合い、ふるまうかを決断していく力と、コンセンサスを形成する力を育てる科目です。子ども自身が、「思考」「対話」「行動」の主体となり、理科を土台にして学びます。
与えられたテーマへのアプローチ方法は子ども自身が選択し、学びを深めていきます。プログラム内容は、専門機関と連携しながら、子どもの発達段階に応じたものを独自にデザインしていきます。


Challenge Based Learning

学びをプロジェクトにいかし、世界に貢献する
Challenge Based Learning

プロジェクトの時間(総合的な学習の時間)

総合的な学習の時間は、本校の教育の中でも大切な時間です。
“より良い世界”を目指すための様々なプロジェクトが、子どもたちによって展開されます。
テーマは環境・人権などの世界的な課題から、身の回りの地域にいたるまで様々。子どもたちはこのプロジェクトを通して、社会で活躍し、社会をより良くする術を学びます。
また、プロジェクトを成功させるために様々な分野の知識や技術を吸収することもでき、そこからさらに学びが広がっていくのも特徴です。

さまざまなアウトプットの場

学びを誰かに発信することには、様々な効果があります。
時にはその発信が、社会に大きなインパクトを与えることも。
本校では主にChallenge Based LearningやCross Curriculumなどの成果を発揮する機会が多く用意されています。メインとなるのは、Study Festa(スタフェス)という校内での学びの発表会です。しかしそれだけではなく、「Learn by Creation」や「未来の先生展」など様々な外部のイベントでの発表機会があるのも本校の特徴。
様々な舞台で子どもたちは学びを発信し、成長とともに社会にインパクトを与えていきます。