2021.02.02

5年生【Springin’で未来の学びを考える】#2 iPadを楽器にする!

特別授業5年生

前回Springin’の基本的な使い方を学んだ5年生。

1週間でそのスキルはどんどん進化して、
「ねぇ、みて!こんなの作ったよ!」とびっくりするようなゲームを制作する子もたくさん

でも、まって。
Springin’=ゲームをつくるアプリではないんです!!

今日は、全く違う使い方を楽しんでもらうために、プロの音楽家にきてもらいました。

 

今日のゲストはシーナアキコさん。CMの音楽制作なども手掛けるマリンバ•ピアノ•ガラクタを演奏する音楽家です。

普段は、ループステーションやサンプラーという機械を駆使して演奏しています。 今回もそんな機材を使って、自分で奏でた音を録音して、音を重ねて演奏をしてくれました。

当日の演奏ではないのですが、音を重ねて制作したシーナさんの作品、こちらをぜひご覧ください。

これと同じようなこと、Springin’でもできるんだよ!!

「え!?どういうこと!?」

画像トリンミングと録音の機能を使って、触れると音が鳴る仕組みをつくります。

「おお!!できた!!」

音のなる仕組みがわかったら、あとはいかに楽器にしていくか。

録音した音もトリミングしていくことで、「触ったら鳴る」がよりはっきりするね!!

何を鳴らす?

「自分で描いた絵を鳴らす!」

どんな音を録音する?

「鉛筆をけずる音!」「ちりとりを叩く音!」

日常にひそむおもしろい音を探すのは・・・面白い!!

映像はこちら

更に、ピッチや速さを変えることによって、思いもよらない新しい音色を作ることもできることに気付いた子どもたち!!

映像はこちら!

紙をちぎってみたり、

蛇口から出る水の音が気になったり、

実際にシーナさんがもってきてくれた楽器を鳴らしたり・・・

やってみたい!試してみたい!が止まらない!!

 

↑画像をクリックすると再生します。

最後はみんなで共有。たくさんの面白いアイデアに拍手喝采!!

Springin’って、ゲームをつくるアプリなの?と最後にみんなに問うと、

「いや、そうではないね」と5年生。

Springin’は何か特定のものをつくるためのアプリケーションではなく、
何をつくるのか、どうつくるのかは自分たちで決める、自分たちで創造する道具なのです。

Springin’のことをさらに深く理解しつつ、今日の授業を通じて

・日常には面白い音がたくさんあること。
・少し視点を変えるだけで、何でもないものが面白く見えること。
・音の心地よさ、不快さ、人それぞれで受け止め方が違うこと。

など、様々な発見をしてくれた5年生でした。

続く!

 

 

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