2021.02.22

5年生【Springin’で未来の学びを考える】#4 創造しよう!

5年生CBL

前回、「Springin’ってなんだろう?」と改めて考えてみた5年生。

最初は「ゲームをつくるアプリ」とか「プログラミングを学ぶもの」と思っていたけど、どうやら違うのかもしれない・・・。

自分たちでゼロから生み出し、うまくいかないところは互いに学びあい解決し、互いに遊び合うことで、アイデアとスキルを共有していく・・・そういう活動が起こっていくたびに、この”新しいツール”の印象が変わってきました。

「みらプロの時間」として取り組める残りの4時間、
つくりたいものにどんどんチャレンジしよう!

と伝えると、大喜びの5年生!!

3月には展示会を開きます。
そこで堂々と「これは学びなんだ!」と発表できるものに取り組むことを確認して、
いざ制作スタート!

脱出ゲームをつくってみたい!
謎解きをSpringin’でつくってみたい!

ARと組みあわせて、何かになるかなぁ!?


シーナさんとの授業を思い出して、音を録音!!


「え!?なにそれ、どうやったの!?教えて!!」

つくったものは、すぐに遊んでみる。
「あ、ちょっと待って!そこ直さなきゃ!!」

気付いたら、すぐに修正。

誰もが見て分かる。シンプルに考える。
デザインについてもみんなで学びました。

「ここをこうしたんですけど、どうしたらいいですかね!?」
と先生に質問が来ることもありますが、
答えを求めにきているわけでなく、あくまで相談なのです。

大人も答えをもっていませんので、
一緒にその悩みを考えて、これはどうだろう、あれはどうだろうと試していると
他の子がやってきて、
「こうするのはどう?」とアイデアをくれることもしばしば。

この時間、先生が教えたことはほとんどありません。

決まった使い方のないこのアプリケーションを、
自分たち自身で探求し、
価値を見出し、
「自分のつくりたい」を探り、
プログラミング的な思考を用いて、
自分の力でそれを形にしているのです。

そんな5年生が創造したものは、
料理レシピからデジタルブック、楽器に体幹を鍛えるものから、
謎解き、脳トレ・・・
どれもクリエイティビティに溢れたものばかり!!

完成したものは大人から見たら「ゲーム」なのかもしれません。
それでもそれを作り上げる過程には、
0から1を生み出す創造的な価値をもった学びがたくさん詰まっているのです。

学びの詰まったこの活動は3月に校内展示を行います。
このブログでは、展示レポートも掲載しますので、どうぞお楽しみに!

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